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おもしろきことは,よきことなり。

「対話」に必要なモノと,「対話」の根底にあるモノ ~「公務員を語る。公務員と語る。」を体験して~

先週の金曜日に行われた「公務員を語る。公務員と語る。」に参加したので,当日の状況を思い出しながら少し振り返ってみたいと思う。 https://www.facebook.com/events/241767593003093/ 「公務員志望の大学生と現役の福岡市職員がテーマフリーでぶっちゃけ…

あれこれ考える前に,とりあえず会ってみたら? ~公務員と○○~

まず最初に,僕の体験談について話しておこうと思います。 ちょうど3年ぐらい前でした。 僕は人と話をするのは苦手ではありません。むしろ好きな方です。 けれど,初めて会う,僕に対して「そういう」意思のある人と膝をつけ向かい合って話をするというのは…

【私的福岡】「中島良」✕「入江信吾」の2人に教えてもらったこと。

去る7月1日に福岡市総合図書館で催された,「映画監督 中島良の世界」に行ってきました。 そこでは中島良監督の作品が2つ上映され,また脚本家の入江信吾さんを交えたトークショーもある,またとない機会でした。 そこで私は,これからの映画や小説などの…

【延岡妄想日記】春霞の先に

そこにあるはずの志賀島が,なかった。 今宿インターから都市高速環状線外回りに入る。 流れる車の列は橋桁の奥に吸い込まれるように百道浜に向かって下っていき,またすぐに登り始める。 右手には福岡タワーが空に突き出るようそびえ立つ。 左手には海原の…

【私的福岡】君は中島良を知っているか?

昨年の夏のことである。 九州好きなやつとりあえず集まっとけみたいなイベント「九州オフサイトミーティング」が,福岡で開催された。 その場でメインイベントとして行われたのが,能古島を舞台にした映画「夏休みの巨匠」の上映会であった。 映画は地元の魅…

【延岡妄想日記】宮崎日向夏ラガー

「こっちこっち」 振り返ると懐かしい顔があった。 「久しぶり。元気してん?」 「うん。ぼちぼちね。俺たち二人で終わり?」 「いや,まだやけど,もうはじまるっぽいで」 当たりを見回す。 知っている顔の方が少なかった。 「天気も良くて,よかったなあ」…

【延岡妄想日記】スタウト

とくとくとグラスに注ぎこむ液体を眺める。ビールと聞いて思い浮かべる色としては似つかわしくないけれど,それ相応の色をしていた。 ひとくち飲みこんでみると,燻られた香ばしい香り。 月のダークラガーも同じような味わいだが,ラガーに比べずっしり・ね…

【延岡妄想日記】万感〜熊本YELL〜

これまで,飲んだ時に広がるインスピレーションをありのままに書いてきたのだけれど,これは違った。 書けないのか。 いや,違う。 書きたくないのか。 それも,違う。 書く必要がない。 「万感」 熊本を通るたび,復興の道のりは遠いと感じてしまう。 そこ…

【延岡妄想日記】月のダークラガー

「ポツカリ月が出ましたら、 舟を浮べて出掛けませう。 波はヒタヒタ打つでせう、 風も少しはあるでせう。 」 リズミカルなフレーズに情景が次から次へと浮かんでくる,中原中也の「湖上」である。 「君を見つけたんだ ストロボライトの中 現れ 消える 一瞬…

【延岡妄想日記】太陽のラガー

はじめて名前を聞いた時は,灼熱の暑さを想像していたんだ。 確か,8月だったか。 僕は1人小高い丘陵を登っていたんだ。 見下ろすと,深々と遠く青々とした海が広がり, 見上げると,淡く吸い込まれてしまいそうな青々とした空が広がっていたんだ。 ふもと…

【延岡妄想日記】森閑のペールエール

空を見上げる。 緑の直線が一転に収束する方に,うっすらと明かりが見える。 空気はしっとりと冷たい。が,寒くなくどちらかといえば爽やかで新鮮だ。 木立の香りが立ち込める薄暗い木々の細い間を,一歩一歩進む。 ミシミシと鳴る碧色に溶け込みそうな枯葉…

【延岡妄想日記】花のホワイトヴァイス

L’Arc~en~Ciel の「flower」を思い出した。 穏やかな昼下がり。 まだ眠い。 白い壁に空いた窓枠。 流れる風にカーテンがゆらゆらとゆれていて,ときおり外の暖かさを受け入れてくれる。 一緒に流れ込んでくるのは,ほのかに匂う優しい香り。 湧いてくるのは…

万障エクスタシー

土砂降りの雨の中。 壊れかけの傘が強風でさらにきしんでいる。 「どっちだろう・・・」 前へ進もうにも目的地の方角がわからなかった。 「はあ・・・」 隣からはわざと聞こえるようため息が聞こえる。 そりゃそうだ。 まさかこんなことになるなんて。 先週…

【福岡妄想日記・原西】私を救ってくれた,酒場のランチ

パシャパシャ。 少し遅れて,足先に冷たい感触。 季節はずれの暖かさが続いた数日前から,一気に秋を通り越して冬になったような昼下がり。空は低く,雲は薄暗い。出勤したときは雨の気配などなかったのに,会社に着いた途端に久しぶりのまとまった雨が届い…

両想いのカ・タ・チ(北九州市)

和室に置いてある棚の上から2番目の引き出しを開けると,木製の小さな箱が出てきた。 くくられた赤い紐をするすると解いて蓋をはずしてみると,白い台座に並んだ2つの指輪。 つまんで取り出してみる。長い間忘れ去られていたためかひんやりと冷たい。 数年…

「●●のくせに」 〜財政出前SIM2030inのべおかを体験して~

平成29年1月14日,私は「財政出前SIM2030inのべおか」を体験してきた。 イベントの内容,特にSIM2030については,既に他の参加者によって講評されているし,中身を知らずに体験する方が得られるものが大きいので,ここでは割愛する。 ただ,一…

【私的福岡・番外編】ビール党員として今週末延岡に行ける幸せ。

飲むことが好きだ。 なかでもビールは好きだ。 最近は毎朝の保育園の送り迎えがあるのでアルコールの量を控えねばならず,1杯目はビールでも2杯目はハイボールで打ち止め・・・という生活が板についてきたが,金曜や土曜なら終わりまでずっとビールという…

年に一度の関係 ~2016Xmas~

年末もすぐそばまでやってきた、年内最後の日曜日。 12月にしては気温の高かった先週とはうってかわり、晴れてはいるものの太陽の光は弱弱しく、冷たい風が体に吹きつけきて、思わずマフラーに首をうずめてしまう。 それでも、多くの人にとっても、僕にとっ…

「私が市長だったらこのようにするのに」と、思ったことがあるあなたへ。

「この事業、本当にやめていいんですか?」 顔をあげると、目の前に腕組みをした女性が立っていて、私たちを見下ろしていた。 しばらくして、右隣に座っていた部長が立ち上がり答弁を始める。 「それについては、かくかくしかじかな理由で、今となっては目的…

【私的福岡】やがて2人は「うまい」としか言わなくなった。

「>あの件でそろそろお礼をしたいんだけど、何が食べたい? そうですね、春吉の○○でお願いします。 」 メールの返信にはこんな具合に書かれてあった。 食べ物の種類を尋ねたつもりが、特定の店の名前が書かれてあった。 知らない店だ。 名前からすると高そ…

【私的福岡・番外編(上天草)】真の天草大王は,こいつだ!

「天草大王」というものをご存じでしょうか。 お酒の名前でありそうですが,違います。 神社に祭られてある神様の名前でありそうですが,違います。 熊本県の地鶏のことです。 もともと天草地方で飼育されていた大きい鶏の品種だったそうですが,一時期絶滅…

【私的福岡・番外編(上天草)】甘いモノには,トゲがある。

仕事でも。プライベートでも。 美味しい話には,必ずと言っていいほどトゲがあります。 魅力的な名前や見た目に夢中になっていると……ぶすっ,みたいな。 植物や動物でもそうですね。 甘い匂いで引寄せて,落ちたら最後ぱくっとウツボカズラ。 いかがわしい光…

【私的福岡・番外編(天草)】君に会いにきた。 ~わずか20分間の逢瀬~

もう10年以上の前のことです。 雑誌で何かキャッチコピーの公募があり,うろ覚えですがその大賞が, 「2時間の電話よりも10分間会いたい」 みたいなやつでした。 遠距離恋愛を経験した身としては,わかるなあと思いつつ,それはそれで大変だなあとも思…

【私的福岡・番外編(上天草・宇土)】子連れ旅行に必要な,観光地でないもの

熊本地震で観光客が減っているという話を聞き,応援の意味もこめて熊本県上天草市に旅行に行ってきました。 さて,天草と言えば何でしょう。 天草と聞いたら,何を思い浮かべるでしょうか。 歴史でいえば,島原の乱の天草四郎でしょうか。 学校で習う教科書…

【私的福岡】ちょっとのあいだ音信不通だった友と会って楽しんできた。

小学校、中学校、高校、大学、就職、結婚、育児……と続く人生の中、日々つきあう人は次々と変遷してきた。 今でも親密に関係している人もいる一方で、ステージが変わる途中で疎遠になった人も数知れずいる。なかには、この先住む場所も職種も違うけれど、一生…

【福岡妄想日記・博多】ある地下室でのサービスタイム(3/3)

甘美な世界はさらに続く。 私の指は、次に左手に用意された脚へと向かった。 先ほど堪能したものよりは幾分か小柄であったが、それでも私を満足させてくれるものに違いなかった。 手に取り、指に力を入れ、まとっていたものを思いのままに破き、素のままを先…

【福岡妄想日記・博多】ある地下室でのサービスタイム(2/3)

すると、「あっ、お酒がまだでしたね」左の女性が思い出したように話す。 私はさっと手を引っ込める。そうだ、忘れてたといった会話の後、店員を呼んでオーダーを言づけた。数分後には、地上の熱気を一気に吹き飛ばしてくれそうな、きんきんに冷えたビールが…

【福岡妄想日記・博多】ある地下室でのサービスタイム(1/3)

午後6時を過ぎたところだが、夏の太陽はまだ高い位置にある。 仕事上がりだろう、半袖でシャツ姿の男性や、肩から腕を出し涼しげな服を着た女性たちが、うだるような熱気から逃れるように、一瞬で目を覚ませてくれるような冷気を求めるように、続々とこの島…

実践行動分析学「朝の準備」(5/5)

結局,朝の準備は,準備自体を競い合うことが子どもの遊びとなって解決した。 あることで着替えをさらに好子化することができた。 朝のテレビ戦隊もので「特急ジャー」というものがある。そのヒーローたちは,トッキュウ1号,トッキュウ2号・・・と呼ぶそ…

実践行動分析学「朝の準備」(4/5)

他に方法がないか考えてみたところ,偶然にも良い方法を発見した。 テレビを消して数日後,二人で着替えていたところ,ふと,私と子どもとどっちが早く着替え終わるか競争してみようと思いついた。 「どっちが早く着替え終わるか競争だ。よーい,スタート」…