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ZIG ZAG WALK

おもしろきことは,よきことなり。

福岡妄想日記

【福岡妄想日記・原西】私を救ってくれた,酒場のランチ

パシャパシャ。 少し遅れて,足先に冷たい感触。 季節はずれの暖かさが続いた数日前から,一気に秋を通り越して冬になったような昼下がり。空は低く,雲は薄暗い。出勤したときは雨の気配などなかったのに,会社に着いた途端に久しぶりのまとまった雨が届い…

年に一度の関係 ~2016Xmas~

年末もすぐそばまでやってきた、年内最後の日曜日。 12月にしては気温の高かった先週とはうってかわり、晴れてはいるものの太陽の光は弱弱しく、冷たい風が体に吹きつけきて、思わずマフラーに首をうずめてしまう。 それでも、多くの人にとっても、僕にとっ…

【福岡妄想日記・博多】ある地下室でのサービスタイム(3/3)

甘美な世界はさらに続く。 私の指は、次に左手に用意された脚へと向かった。 先ほど堪能したものよりは幾分か小柄であったが、それでも私を満足させてくれるものに違いなかった。 手に取り、指に力を入れ、まとっていたものを思いのままに破き、素のままを先…

【福岡妄想日記・博多】ある地下室でのサービスタイム(2/3)

すると、「あっ、お酒がまだでしたね」左の女性が思い出したように話す。 私はさっと手を引っ込める。そうだ、忘れてたといった会話の後、店員を呼んでオーダーを言づけた。数分後には、地上の熱気を一気に吹き飛ばしてくれそうな、きんきんに冷えたビールが…

【福岡妄想日記・博多】ある地下室でのサービスタイム(1/3)

午後6時を過ぎたところだが、夏の太陽はまだ高い位置にある。 仕事上がりだろう、半袖でシャツ姿の男性や、肩から腕を出し涼しげな服を着た女性たちが、うだるような熱気から逃れるように、一瞬で目を覚ませてくれるような冷気を求めるように、続々とこの島…