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ZIG ZAG WALK

おもしろきことは,よきことなり。

実践行動分析学「あと5分」(3/7)

行動分析学

「あと5分」という言葉が,なぜ出てくるのか。

理由としては「まだ遊びたいから」だと思うが,「まだ遊びたいから」を実現するために,「あと5分」という必要がなぜあるのか。そして,その口癖をなくすためにはどうすればよいか。

行動は「その行動の「直後」の結果によって制御される。」というもの。

この考え方を,「歯磨きの際の「あと5分」」に当てはめてみると,下記のようになると考えられる。

【直前】 → 【行動】      → 【直後】

遊びあり → 「あと5分」と言う → 遊びあり

 

仮に「あと5分」を言わなかった場合は下記のようになる。

【直前】 → 【行動】     → 【直後】

遊びあり → (何も言わない) → 遊びなし

 

「歯磨きする」と呼びかける直前まで遊んでいたところ,歯磨きすることにより遊べなくなってしまう。しかしながら,「あと5分」と言うことで子どもは遊びを継続することができるのだ。

行動分析学においては,行動の直後に出現することによりその行動の頻度を高める出来事や条件を「好子」と呼ぶ。必ずしも好きなもの・こと=「好子」ではない(好きなものが好子となる場合が多いようだが。)。

この場合においては「遊びあり」が「好子」となる。一般に「好子消失の阻止の強化」といい,「好子」=「遊びあり」が「消失」することを「阻止」するための行動は「強化」=「頻度が高まる」とされる。

子どもは遊びを継続するために「あと5分」を繰り返しているようだが,この行動をやめさせるにはどうしたらよいか。