ZIG ZAG WALK

おもしろきことは,よきことなり。

【福岡妄想日記・博多】ある地下室でのサービスタイム(3/3)

甘美な世界はさらに続く。

私の指は、次に左手に用意された脚へと向かった。

先ほど堪能したものよりは幾分か小柄であったが、それでも私を満足させてくれるものに違いなかった。

手に取り、指に力を入れ、まとっていたものを思いのままに破き、素のままを先から太い方へとしゃぶりついていき、あふれる快楽にふける。

1つ、また1つ。そしてまた1つ。

私は、無言のまま休むことなく次々と味わっていた。

顔をあげると、時計の長い針が一周しかかっていたところだった。まだ時間はある。

そう思ったところで、右の女性が差し出してきた。

「手も、よかったら、どうぞ」

「いいの? ありがとう」

私は差し出された手を遠慮なく受け取った。

脚と同じように、指先から腕の方へと順番に口へと持って行く。

舌で触れる感触は脚とは若干異なるものの、漏れだす液体の味は変わらず私をとりこにした。

あっという間に、終わりの時間を迎えようとしていた。

さすがに、心も体も満ち足りてきた。

用意されていたタオルで手を拭うも、タオル自身がべとべとしていて、手にまとわりつく臭いと粘りはなかなか取れなかった。

周りの女性たちも、同じような感じだった。

一息ついていると、左の女性が言った。

「まだ残ってますよ」

脚も手も味わった後に残るのは……身体。

正直、私はもう満足していた。が、せっかく準備してくれたのだ。

昔から、据え膳食わぬは男の恥というではないか。

差し出された身体を引寄せていると、傍に置いてあった道具に目が向いた。

突起が二つある棒のようなものだった。

私は、その棒を右手に取ると左手で抱えた身体にあてがい、目標の場所を探した。

棒伝いに柔らかさを感じたところで、それを押し込む。

奥まで届いたところで、抜き出す。

2、3度繰り返して、出てきたものをすする。脚や手のそれとは違うが、この癖のある味も好きだ。

悔いのないように、出てこなくなるまで作業を続けた。

サービスタイムが終了した。

私も含め、周りの女性たちも十分満足したようだった。

私達はここでようやく、日々の生活やとりとめのない会話を始めた。

そうやって余韻に浸っていたところだったが、もう時間がきてしまった。

妻と約束した時間が迫っていた。子どもも待っているに違いない。

会計を済ませ、地下室から地上へと戻ってきた。

すっかり日は落ちてしまったが、街中には生温かい熱気が残されたままで、不快感が押し寄せてくる。

けれど、私はとてつもなくすっきりしていた。

私は振り返り、見送る4人の女性たちにお礼と別れを告げ、帰り道を急いだ。

金曜日の夜の島は、ネオンと笑い声の下、多くの酔客で賑わっていた。

それにしても、満足な90分だった。

 

こうして、以前の職場の同僚と訪れた、中洲にある90分のカニ食べ放題は終わった。

【終わり】