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おもしろきことは,よきことなり。

【私的福岡・番外編(上天草・宇土)】子連れ旅行に必要な,観光地でないもの

熊本地震で観光客が減っているという話を聞き,応援の意味もこめて熊本県上天草市に旅行に行ってきました。

 

さて,天草と言えば何でしょう。

天草と聞いたら,何を思い浮かべるでしょうか。

 

歴史でいえば,島原の乱天草四郎でしょうか。

学校で習う教科書に今でも出てくると思いますが,彼に関する観光施設がたくさんあります。

景勝でいえば,天草五橋でしょうか。

複数の島を連続的に結ぶ天草五橋は通っても,遠くから眺めてもいい景色を体感できます。

食事でいえば,エビでしょうか,天草大王でしょうか。

ホテルで食べても,幹線道路に軒を連ねるお店で食べても,おいしさこの上なし。

 

他にも,海上で野生のイルカウォッチングをしたり,吹き抜ける風が気持ちいいクルージングをしたり,観光地として遊ぶことができます。

もちろん,1日中遊び疲れた後の温泉だってあります。

 

眺めてよし遊んでよし食べてよし浸かってよし,の天草です。

 

こう聞くと,旅行に行くのを考えるだけで楽しみです。

旅行の1週間前になり,どこに行こうか,何をしようか,どんなものを食べようかと考えていました。

観光協会のウェブサイトを覗いたり,上天草在住の人におすすめの場所を尋ねたり,ゆかりのある人からニッチな情報をもらったりして,3日前にはだいたいのプランができあがりました。

しかし,肝心なものが決まっていませんでした。

それは,我が家が旅行に行く場合,どこに観光に行くか,どんなものを食べるのか,どこに泊まるのかということよりも,まず優先して決めなければならないことです。

けれども,人に聞いても,旅行会社でもらったパンフレットを見てもあまり出てこない。

 

まいったなぁ。どうしようなぁ。

 

そう思いながら,2日前になりネットサーフィンをしていてようやく見つけました。

住所からgooglemapで位置を割り出し,航空写真で全体像を確認します。

よかった。これで満足のいく旅行に違いない。

 

保育園児の子どもたちが遊ぶことができる公園を見つけ,私はほっとしました。

 

観光や旅行というものは,ほとんどの場合ターゲットが大人だと思います。

若い人向け,高齢者向けといった年齢別の指向はあると思いますが,基本的には大人,若くても中高生以上を主眼に置いているのではないでしょうか。

もちろん,阿蘇ファームランドなどのように,小さな子どもも遊べるような施設もありますが,絶対数としては少ないと思います。

保育園児が行っても退屈しそうにない施設はそうありません。

 

我が家の場合,景勝地や神社・仏閣が好きな私と,グルメ・温泉があればいい妻と二人の希望だけで予定を立ててしまうと,子どもが楽しめるポイントがありません。

子ども向けの科学館のような施設に行っても,小学生ぐらいが対象のためかあまり夢中になることなく,早く旅館に行って布団の上で枕投げや相撲をしたいと言ったりすることもありました。

 

子どもが遊べる施設でどこにでもあるものといえば,遊具のある公園がすぐに思い浮かぶでしょう。

我が子は遊具や体をつかった遊びが好きなので,公園に行くというと喜んでくれます。

おそらく,大多数の保育園児もそうだと思います。

 

そういうわけで我が家では,旅行先の近くにある遊具のある公園を探して,日程にまず組み込むようになりました。

 

でも,これって,もったいない気もしないわけではありません。

遊具で遊ぶことなんて,いつもの公園でできるじゃないか。

わざわざ遠出してまで普段と同じことするのは,時間がもったいないんじゃないか。

観光地でしかできないことをした方が,有意義なんじゃないか。

 

子ども目線ではともかくとして,親目線ではそう思うこともあります。

しかし,実際に行ってみるとそうでもないことがわかります。

 

遊具の種類といえば,何があるでしょう。

滑り台,シーソー,ブランコ,アスレチック…頭にすぐ浮かぶものは少ないかと思います。

ですが,実際に自分の住んでいる場所以外の公園に行ってみると,いつもの公園との違いに気づきます。

滑り台と言っても,高さや長さも違いますし,ローラー式なのか,直線なのか,複数回段差があるのかと種類も形状も違います。

シーソーも,1人乗りの単純なものから,親と一緒に乗るもの,縦方向だけでなく横に回転するものもあります。

アスレチックに至っては,もう場所ごとに全く違います。

これらのもの以外にも,ターザンロープ,ボルタリング,草スキー,迷路,トランポリン……などなど。

子どもも普段とは違う遊具に興奮を覚えるでしょうし,時間帯によっては,地元の子どもたちも遊んでいて一緒に遊んでしまうかもしれません。子どもが退屈することはまずないと思います。

私たち親も見慣れない遊具に興味を覚え,子どもたちと一緒に楽しむことができるでしょう。

 

この旅行で我が家が訪れたのは,上天草市にある松島総合運動公園と,宇土市にあるつつじヶ丘公園でした。

松島総合運動公園の遊具施設は,大きなアスレチックのほか,回転式シーソーや,タイヤのターザンロープ,幼児用ブランコや小さなトランポリンがあります。その周りが芝生になっていて,フリスピーやキャッチボールもできます。

 

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つつじヶ丘公園の遊具施設は,2つのアスレチックのほかは,滑り台と回転式シーソーだけでしたが,滑り台は全部で4つあり,そのうちの1つは高さも長さもあって,地元の子どもたちもはしゃいでいました。

 

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たかが公園。

されど公園。

 

旅行先の地元の公園で遊ぶのも,新たな観光として考えてもいいのかもしれません。