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おもしろきことは,よきことなり。

【私的福岡・番外編】ビール党員として今週末延岡に行ける幸せ。

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飲むことが好きだ。

なかでもビールは好きだ。

最近は毎朝の保育園の送り迎えがあるのでアルコールの量を控えねばならず,1杯目はビールでも2杯目はハイボールで打ち止め・・・という生活が板についてきたが,金曜や土曜なら終わりまでずっとビールということも多い。

 

夏場にじっとりと汗をかいたときは,アサヒのスーパードライでククッと行きたくなる。

ちょっと贅沢をしたいときは,サントリープレミアムモルツで乾杯をする。

オールマイティな感じのキリンは鍋の時によく飲む。

サッポロも飲む機会は少ないが,嫌いではない。

 

また,地産地消ということで福岡・糸島の地ビール,杉能舎のビールを飲んだり。

中洲川端のふらりと寄れる立ち飲み屋でアーケードの人通りを眺めながら同僚とハートランドを飲んだり。

本屋なのにビールのイベントやったり,最近では本とビールをセットで売ったりしている福岡天狼院で店長のいうままにブルームーンを開けたり。

毎年10月に博多区の冷泉公園で行われるオクトーバーフェストで,酔っ払いバンドの歌にあわせた酔っ払いの行進を横目にしつつ,ソーセージをほくほくとついばみながらドイツビールを飲んだり。

他にも,クラフトビールの人気ということもあってか,たくさんのビールがこの世に出てきていて,ビール党は多種多様なビールを味わうことができる。

 

みんなそれぞれ志向もあるので,どれが一番かということを決めることは容易ではないし,そもそも決まらないと思う。

無駄な価値観の衝突と,不寛容さの露呈をするだけだし,それらは自らの視野を狭めるだけである。

決める必要はないし,決めてはいけないとまで思う。

 

そんな私は確かにビールが好きだけれども,人に自信を持って伝えられるほどの知識も経験も舌もない。

私の意見などたいしたことがないかもしれない。

けれども,ビール党にどうしても飲んでほしいビールがあるのだ。

 

 

宮崎ひでじビール。

一年半前,九州は延岡にある工場で作られるクラフトビールに出会った私は,これまでにない衝撃を受けた。

自然で飽きがこない飲みやすいビール,花の香りとほのかな味が口元に広がるビール,夏みかんの甘酸っぱさが喉元を通りすぎるビール,木立の香りが鼻を突き抜けるビール。

どれもこれも体験したことがない新鮮さだった。

 

なぜ今まで知らなかったのか不思議だったが,聞いたところによれば,全国で地ビールが生まれたときからの創業だったものの,他の地ビールと同様人気の陰りとともに消滅しかかっていたところ,2010年代に入ってから従業員たちの手により新たに会社を設立して再興したとのことであった。

ひでじビールは宮崎の太陽と,宮崎の人達の情熱をもってして今に生きるビールなのだ。

 

そんなひでじビールだが,地ビールという性質からなのか宮崎県外ではあまりお目にかかれない。福岡でも取り扱っている飲食店はかなり少ないし,一般販売の取扱店は博多駅にあるくらいだと思う。

ビール党の皆様に,一度だけでもぜひ飲んでほしいところだが,残念ながら福岡をはじめ宮崎県外で味わってもらうことは難しい。

ネット通販で取り寄せることは可能だが,それだとひでじビールのストーリー性を語るにはちょっと味気ない気もする。

 

そんな中である。

ちょうど都合のいいイベントが運よく行われるのだ。

 

今週末の2017年1月14日,延岡市で「財政出前SIM2030inのべおか〜2年目のキセキ」が開催される。

福岡市の当時の財政課長が各地で開催していた財政に関する講座「財政出前講座」と,これからの自治体運営体験型シュミレーションゲームとも言うべき「SIM2030熊本」が合体したイベントが延岡市であるのだ。面白く,ぜひ一度体験してほしいイベントである。

このイベントとビールに何の関係があるのか? と不思議に思うかもしれない。

実は,この2つはとても相性がいいのだ。

 

SIM2030は,とても脳が疲れるゲームなのだ。

内容に難しいことは何もない。事前準備など必要もなくその場で説明を聞いて充分である。しかし,とても頭を使う。頭を悩ませるゲームなのだ。

 

講座も含めて午後1時から午後6時までみっちり集中して挑んだらどうなるか?

当然,脳みそは糖分不足の状態である。

ではどうするのか,ビール党の皆さん。

 

飲むしかないでしょう。

疲れ切った状態で飲むビールは格別である。たとえ今シーズン最高クラスの寒波が到来するにしても。

灼熱の太陽に照らされてひび割れた大地に,ひんやりとした冷たい水がとくとくと流れ込むように。

自宅の納屋の片隅に置かれしぼみきった浮き輪が,夏の海水浴シーズンを前にして新鮮な空気が送り込まれパンパンに膨らむように。

黄金の液体が喉元を通った瞬間,心地よさが体中を駆け抜けるのだ。

いつも飲むビールでも美味しい。ましてや,今まで体験したことのない地ビールだとしたら・・・。

 

そうは言っても,これだけでは陸の孤島と言われる延岡まで足を運ぶのは,なかなか億劫と思っている人もいるかもしれない。

延岡に行くメリットは他にもまだある。

ビールをほどよく飲んだ後の締めには,不思議な食感のこんにゃくめんの「辛麺」。

翌日のお昼には,延岡発祥の「チキン南蛮

さらに,通常のひでじビールとは別に,宮崎県内でしか飲むことができない新種のひでじビール「YAHAZU」。

そして何よりも「財政出前SIM2030」を共に体験した者同士での懇親会。

これは行くしかないでしょう。

 

そう。

私はビールを飲むために家族を説得して延岡に行くのだ。

 

ここまで煽っときながら,残念なことにイベントの申込期限が過ぎてしまった。

けれど,今後も同様のイベントが延岡で開催されることは間違いない。

 

ビール党員の皆さん。ぜひ延岡でビールを飲む幸せに浸りましょう。

申し訳ありませんが,私はお先に浸ってまいります。

(雪で高速道路が通行止めにならない限り。)