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おもしろきことは,よきことなり。

あれこれ考える前に,とりあえず会ってみたら? ~公務員と○○~

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まず最初に,僕の体験談について話しておこうと思います。

 

ちょうど3年ぐらい前でした。
僕は人と話をするのは苦手ではありません。むしろ好きな方です。
けれど,初めて会う,僕に対して「そういう」意思のある人と膝をつけ向かい合って話をするというのは,そんなに機会はないことですし,緊張することだと思います。
何から話そうか。
何から聞こうか。
前もって考えてみるものの,うまくまとまりません。
そもそも話は合うのか。
僕の話に引いたりしないか。
正直,自分より年齢が上の人とならうまくやれる自信はありましたが,下となるとどうも怪しい。
僕はリードするより,リードされるほうが性分に合うのです。
期待を裏切ったりしないか。
幻滅されたりしないか。
不安が募ります。
人生で初めてデートしたときの,待ち合わせ10分前のように。
そういう感じで,直前までどうしようか悩んでいました。
けれども僕は,勇気を振り絞って会うことにしたのです。

 

当日。

待ち合わせの部屋に入りました。
時間になるとコーディネーターの方がやってきて,話を始めます。
今日の主旨,流れ,注意事項・・・etc。
もらさずに聞きます。
後程会う相手に失礼のないようにしなければいけません。
僕はなんともないように装っていたものの,実際のところはすごく緊張していました。
やがて説明が終わり,その時がやってきます。
コーディネーターの合図のあと,僕の前に一人の女性がやってきました。

 

毛先にゆるくウエーブのかかった,セミロングの黒髪の女性。

若くて,笑顔がとても似合う人でした。
「よろしくお願いします」
軽く会釈をします。
会うのは初めて同士なので,お互い緊張しているようでした。
こういうときは,年上から自己紹介せねばならないでしょう。
「はじめまして。私は・・・」

 

何を話したか,はっきりとはもう覚えていません。

自分のことばかり話したらいけないとはわかっていましたが,たくさんのことを話しました。
もちろん,相手のこともしっかり聞いたはずです。
途中からは打ち解けて,やや馴れ馴れしくしたかもしれません。

知らないことを教えてもらったし,まだ知らないことも伝えられたと思います。
あっという間に時間はすぎていきました。
どうなるだろうと思っていたのが,嘘のように。
ぜんぜん喋り足りませんでした。話し足りませんでした。

 

「ありがとうございました」

そう言い残して,彼女は去っていきました。

 

空席を見つつ,ひと息つきます。

しかし,すぐさまコーディネーターが再び合図をします。
今度は・・・。

目の前には快活そうな,いまどき風の短髪の男性。
「よろしくお願いします」
軽く会釈をします。
こうして僕は,二人目の大学生に,自分の仕事について語り始めたのでした・・・。

 

大学生,特に3年生の方は,う~ん,と卒業後の進路に頭を悩ませている方もいると思います。
先輩に話を聞きに行ったり,企業のインターンシップに行ったり,自分で業界分析をしてみたり。。。

そんな中,公務員を目指す人,選択肢に残している人にはぜひ参加してほしいイベントがあるのです。

 

公務員と公務員について語るイベント,「公務員を語る。公務員と語る。」

 

あなたが大学3年生だったとして,「公務員」と聞いて何を想像するでしょうか。
まず,通常の就職活動とは別に,公務員試験のための勉強をしなければなりません。
それは,夏休みも忙しい3年生にとっては時間的に大変だと思います。
一方,よっぽど変なことをしなければクビにならない,業績にかかわらず給料もボーナスももらえる,決まった時間に帰られる,と巷では言われる職業です。
そう思うと,少しは(場合によってはかなり)魅力的にも思えるでしょう。

 

しかし,あなたは実態を知っているでしょうか。
もちろん,インターネットで調べればそれなりの情報は得られる時代です。
ステレオタイプにとらわれない,公務員という職業の裏表もある程度はわかるでしょう。
それに,もし先輩や親族に公務員の方がいれば,「ちょっと話を・・・」と聞かせてもらうことで,より生に近い情報を得ることができるかもしれません。
しかし,どれだけリアルな情報に触れることができるでしょうか。

 

この「公務員を語る。公務員と語る。」に参加してみれば,それらだけではなかなか得られない情報に触れることも,体験することも可能だと思います。
よりリアルな公務員が実感できると思います。
それは公務員を目指している方にとって良い刺激になるし,選択肢として残している方にも進路を選びなおすことがあったときに良い情報となるはずです。

 

ここまで推す理由。
それは,冒頭に3年前の体験談を書きましたが,当時の参加者の感想を聞いていると,良かった,ためになった,リアルな公務員を知ることができた,といった感想が多かったからです。
そして,私も楽しかったからです。
また,この公務員と語るイベントは福岡市が発祥だとされていますが,今では福岡だけでなくキャリア教育やリクルートとして全国各地で行われているのです。

 

大学生にとって,このイベントの具体的なメリットをあげてみると,年代・業務・役職も多種多様な公務員とテーマフリーでぶっちゃけトークができる(守秘義務に関することは答えられないですが。)ということでしょう。
具体的な仕事やキャリアのことも,勤務条件や福利厚生のことも,恋愛や家庭といったことも,趣味や課外活動といったことも,なんでも聞けます(そのはずです。)。
もちろん,公務員とは?地方公共団体の役目は?といったお硬いことも,聞けば答えた人なりの回答が得られるはずです。

 

特に地方自治体の職員の仕事は千差万別であり,異動は転職と言われるぐらいです。ある人の業務を聞いても,また別の人の業務を聞くと全く違ったりします。
そのあたりは,既存の資料や知りあいの公務員に聞いただけではわかりません。
加えて,全く初対面の相手だからこそ,率直に聞けて素直に答えられるものあるでしょう。

 

そして,何よりも大事だと思うのは「直接自分で話すこと」を通じた,「対話」にあります。
このイベントは,大学生だけでなく誰であっても参加可能ですが,「対話」の効果はすべての人にとってメリットです。
「百聞は一見に如かず」といいますが,「百見は一会に如かず」と言いたいところです。
文字情報だけでなく,身振りや手振り,口調や話し方も含めたコミュニケーション,リアルにあって直接話すことは,(相互の)理解にとって非常に有効であり,かつ重要なのです。
もちろん,モノやテーマによっては,知ってしまったが故に,感情的に心情的に言いづらくなって,本質的な話し合いができなくなることもあるかもしれません。
けれどそのデメリット以上に,昨今の,本来の論点からずれた,相手の人間的側面を顧みない不要かつ不毛な争いを防ぐことができます。

 

もし自身の未来の職業に,そうでなくとも社会ではどんなカタチであれ関わるであろう公務員というモノに,裏も表も含めた実態に触れておくことは,誰にとっても損はないと思います。

 

ここまで,大学生を含めた参加者側のメリットを書いてきましたが,公務員として参加する人にもメリットは充分にあります。
参加者の多くが,日頃の家庭や業務では会うことのない世代です。大学生でなくとも,普段公務員に囲まれて日々を送っている者にとっては違う価値観を味わうことができるのです。
もしかしたら「最近の若いものは・・・」と心の片隅で思っている人がいたとしたら,絶好の機会でしょう。
そして,せっかく参加してくれた方々に伝えようとする意識が働くためか,話すことで自分自身や仕事について,内省的に再認識することができます。それだけでも新しい発見があるかもしれません。

 

このように,参加する側ももてなす側もメリットばっかりのイベンドですが,開催日はお盆明けの8月18日金曜日の夜です。
時期的にも多忙な方も多いでしょう。
けれども,やっぱりまたとない貴重な機会でもあるのです。

 

事前の連絡も不要なので,ふらっと立ち寄るぐらいの感じでよいと思います。

 

公務員を目指す大学生も,
ちょっと気になるけど参加しようか迷っている大学生も,
ちょうどその日は何の予定もなかった職員も,
単に若い人と話をしてみたい職員も,
あれこれ考える前に,とりあえず会ってみませんか?

 

<イベントの詳細>
「公務員を語る。公務員と語る。」

日時:平成29年8月18日(金) 午後7時~(午後9時終了予定)
場所:福岡市職員研修センター405研修室(天神ツインビル4階)

facebook
https://www.facebook.com/events/241767593003093/